運動だけ? 食事だけ? 偏ったダイエットはNG

皆さんは運動系ダイエットと食事によるダイエット、どちらに取り組んでいますか?

どちらもやっているという人も多いかもしれません。しかし、なかにはダイエットをしているのに太ってしまうという人もいるのではないでしょうか。

■栄養の不足で太ってしまう理由

ダイエットをして皮下脂肪を減らしたいという人は、まず次の2つのことを考えるでしょう。

・食事の量を減らすこと

・運動をしてカロリーの消費量を増やすこと

単純に計算をすれば、食事から摂るカロリーの量をカロリーの消費量より少なくすれば、皮下脂肪は減っていきそうに思えます。ですが、ほんとうにそうでしょうか?

じつは、皮下脂肪を燃やすためにも外から栄養を補ってあげる必要があります。そのときに欠かせないのがタンパク質です。

体のなかのタンパク質が足りなくなると、人の体は筋肉を分解して必要な栄養を作り出すようになります。そうすると、体の基礎代謝の量は落ちてしまいます。

さらに良くないことに、栄養不足が続くと人の体は飢えに備えるようになります。

栄養不足の体は手足がむくんだり、逆に血糖値が高くなったりします。こうした状態で物を食べると、少しの量でも皮下脂肪になりやすいのです。

急に思いついて極端な運動をするというのも良くありません。十分な栄養を摂らずに激しい運動をすることは、食事量を制限したときと同じように栄養不足の状態を招いてしまうからです。

■激しい運動をしても痩せない理由

ダイエットをするときには、カロリーの消費量を落とさないということが何よりも大切です。では、ダイエットをするときにはどんな運動をするのが効果的なのでしょうか。

意外に思う人もいるかもしれませんが、ダイエットに適しているのは、激しい運動よりもむしろ軽い運動になります。

ゆっくりめのジョギングやウォーキング、エアロビクスなどがこうした軽い運動に含まれます。また、ストレッチやヨガをするだけでもウォーキングの半分くらいのカロリーを消費します。

なぜ、激しい運動よりも軽い運動のほうがダイエットに合っているのでしょうか?

こうした軽い運動は、有酸素運動と言って皮下脂肪をエネルギーに変えてくれるためです。逆に、激しい運動は無酸素運動と言い、皮下脂肪ではなく筋肉を燃やしてエネルギーに変えてしまいます。

簡単にまとめれば、運動にも皮下脂肪を燃やす軽い運動と、筋肉を燃やす激しい運動の二種類があるわけです。

例えば、週末にだけ激しい運動をして筋肉を使っていると、疲れだけが残ってちっとも痩せないということにもなりかねません。運動を頑張っているのにダイエットに成功しないという人は、こういった点がネックになっている可能性があります。

また、体がなまると言うように、普段から使っていない筋肉は働きが弱くなります。週に一度だけ激しく体を動かすよりは、毎日少しずつ軽い運動をしたほうがダイエットにとっては効果的なのです。

■どうすれば皮下脂肪を減らせるの?

激しい運動も食事量を減らすのもダメ、じゃあどうすれば良いの? と嘆いてしまう人もいるでしょう。でも、まずは落ち着いてください。

ダイエットをするときには、食事の量を減らすよりは、食事の質を変えるということがポイントになります。

基礎代謝を保つためにタンパク質が必要で、脂肪を燃やすためにもタンパク質が要るとしたら、ダイエットのときに不足しやすいのは何でしょうか? そう、タンパク質です。

ダイエット中に食事制限をするのであれば、カロリーを減らさずに炭水化物や脂肪をタンパク質に置き換えてみましょう。そして、運動はなるべく無理のないものをこつこつと続けるようにします。

運動や食事の仕方を少し変えるだけでも、ダイエットの成果は変わってきます。今まで無理な運動や食事制限をしていたという人は、あきらめずに自分に合ったやり方でダイエットにチャレンジしてみてください。

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