【夜をメインとしている人は朝型に戻せるの?】
「誰にでも、遺伝によって決められた “クロノタイプ” があります」と説明するのは、オランダのフローニンゲン大学で有機体の生体リズムについて教えるバーバラ・ヘルム教授。
このクロノタイプこそが “朝型人間” か “夜型人間” かを決めるもので、体内時計(概日リズム)にその特徴が大きく反映されるそう。
クロノタイプは、23.7~24.7時間という軸の中で、起床前に体温が上昇するタイミングなどを決めている。具体的な時間帯は、年齢や性別といった要素によって左右されるそう。
小さな子どもは朝の5時から活発なのに、10代の子どもは昼まで寝ており、あなたの同居人は朝6時までにはランニングも料理もこなしている、という違いが生まれるのは、これが理由。
【朝型になるうえで、習慣づけると役にたつのは?】
早起きの動機付けには、ストレスを軽減するアクティビティが理想的。一番いいのは幸福感を生むエンドルフィンの分泌を促し、仕事をはかどらせてくれるエクササイズ。
でも、朝からエクササイズすると、午前から午後の中盤にかけて活力が急降下するので、ヘルシーなおやつを準備しておくのが賢明。そうしないと血糖値を急激に上げては下げる炭水化物につい手が伸びてしまい、余計疲れてしまうことに。
【1ヶ月間継続することで朝起きるのもツラくなくなる】
日が昇る前にジムへ行き、読書をし、瞑想(めいそう)をし……と生産性を上げることで驚くほどの成功を収めているCEOも世の中たくさんいる。
・その気になれば夜型人間も朝型人間になれるの?
・早起きすれば1日が長く感じ、ストレスが減り、生産的になれるの?
さまざまな疑問を解消するべく、生粋の夜型ライターのクレア・ホッジソンは、1ヶ月、目覚まし時計を朝5時にセットし、部屋に光を入れながら体内時計を調整することに試みた。
【1ヶ月試してみた結果】
「朝が得意になったとは言い切れないけれど、自分の時間を意識的に使うようになったので、ストレスが減り、仕事が速くなったのは実感している」と話すクレア。
いくら目が覚めようと、週末は朝11時までベッドから出なかった彼女が、今では7時であろうと11時であろうと目が覚めたと同時にベッドから出るようになったそう。いつも通っているピラティスも、朝7時半のセッションに振り替えられるようになったとか。
彼女にとって効果的だったのは、スヌーズボタンを極力使わない癖づけ。二度寝や三度寝をすると、余計に起きられなくなるもの。
ベッドから出る前に20分間スマホをいじっていたほうが、スヌーズボタンを押してまた寝るよりもよっぽど良い。
スヌーズボタンを使わなくなっただけでも気分よく起きられるようになるとは驚き。 夜型生活を変えなきゃ、と思っている人は騙されたと思って1ヶ月5時起き生活を試してみては?